今日はひとり営業。
こんにちは。
名古屋市千種区、本山の美容室『TARRYTABLE(タリーテーブル)』の服部寛です。
雨が降るわけでもなく、
スカッと晴れるわけでもなく。
今日はちえちゃんが公休のため、ひとり営業です。
月に1、2回ほどひとり営業の日がありまして。
そんな日はいつもと違うお店の空気。
当然だけど、シャンプー〜仕上げまで、僕が全部担当します。
シャンプー
僕の中でとても大切な技術だと思ってます。
美容師になって、最初は掃除や洗い物、雑誌の交換など、お客さまに触れる仕事はさせてもらえません。
その後、テスト(オーディション)があって、1つずつ項目をクリアしていくわけですが。
だいたいどこの美容室も最初に先輩に教わる技術がシャンプーだと思います。
専門学校を卒業して、ワクワクドキドキしながらの入社。
そして、毎日夜遅くまでシャンプーの練習。
しかしシャンプーの練習って1人だと、なかなか難しいんですよね。
やっぱり誰かの頭を洗って、ちゃんと洗えてるか?気持ち良いか?シャワーが耳に入ってないか?人に判断してもらうことが多いんです。
もちろん、自分の膝やボール、ウィッグを使ってシャンプーの練習(イメトレ)をすることは出来ますが。
ってことは、毎日先輩にお願いして、営業後も残ってもらって、練習に付き合ってもらう。
要は自分ひとりでは何も完成しない技術なんですね。
で、さっきも言った通り、
とても大切な技術
ってのは、なぜか?
美容師の技術で1番華やかな(イメージがわく)のはカットですよね。
もちろんカットは大切です。
それは当然の話。
大前提です。
じゃあ、僕の中でなぜシャンプーか?
それは、自分の手(指)がお客さまに直接触れる技術だからなんです。
↑
ここ大事。
カット→ハサミとクシ(シザーとコーム)
カラー→カラー用のハケ
パーマ→パーマ用のコームとロッド
ブロー→ドライヤーとブラシ
ざっくり上げると、シャンプー以外の技術は道具を使うんですね。
しかしシャンプーは己の手(指)に全てを注ぎ込んで、お客さまに満足してもらう。
この、
手
ってのが重要なんです。
力加減、リズム、フィット感、、、。
かゆいところに手が届くように。
当時(アシスタントの頃)から、
シャンプーでご指名頂くことも多少ありました。
それがやっぱり嬉しかったし。
そんな事を最近はよく思います。
担当するお客さまも増えて、ある程度の立場になり、シャンプーする機会は減ってしまったけど。
やっぱりシャンプーは1番大切な技術だと思うんです。
だから、僕が新人だった頃に、
シャンプーの指導をしてくださった先輩(北山さん、外山さん)には本当に感謝してます。
今でもあの頃に教わったシャンプーを心がけて、お客さまの頭を洗ってます。
ひとり営業での独り言。
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